前回の記事⇒【PC】OBSを使ったニコ生での配信を試してみた
前回の記事での方法で一応ニコ生での配信自体は可能になります。
ただし、枠を毎回取りに行かなくてはならないしOBSを開いて配信URLを30分毎に貼り換えたりと言う点は非常に煩わしいです。
これを自動化することのできるのがFMEAとOBSUtilを使った自動枠取りです。
今回はこの部分については紹介していきます
次回でニコ生で投稿されたコメントを棒読みちゃんが読み上げる設定も紹介するつもりです
自動枠取りとコメント読み上げ関連は一応関係していますが両方必須ではありません。枠取りだけ、棒読みだけの導入も可能です。
今回は以下のアプリケーションを使います
・FME Automater「自動枠取り」「OBSUtilとの連携」
・OBSUtil 「OBS自動起動・停止」「OBSへ配信情報の設定反映」
・偽FMLEcmd 「FMEA連携補助」
・OBS 「配信」
偽FMLEは必要ないかもしれません。
最初自分で試した環境でうまくいかず色々検索した結果、アプリケーションの管理者起動、偽FMLEの導入でうまくいくようになったのでどちらが要因か良くわかっていません。巻き戻して検証するのも面倒なので両方使ったままになってます。
現状自分としては全部入れてしまう事をお勧めしておきます。
とにかくアプリケーションをいっぱい立ち上げる必要がありかなり煩雑になります。
混乱すると思うので各アプリケーションごとの役割を理解し、問題が発生した場合はどのアプリが悪さをしてるか(正常に動いていないのか)を認識しないといけません
・OBSUtilの設定
OBSUtilでは、ニコ生から配信URLを取得し、OBSへ配信URLを通知して配信設定を更新、その後配信を自動開始するといった動作を行います。
配信終了時には配信停止を検知したFMEAから起動され、OBSの配信停止を制御します。
Downloadには作者様のコミュニティに参加して、コミュニティの掲示板を見に行く必要があります。
⇒作者様のコミュニティ
設定と言っても起動してブラウザの設定を適用するくらいです。
プリセットを使う場合は適宜設定を反映します(必須ではありませんがより高画質での配信が出来るようになります)
プリセットについては割愛します。
・FMEAの設定
FMEAでは、ニコ生の番組枠を取得しに行き、枠の取得&放送開始をOBSUtilに通知します。
放送終了に伴って新しい枠を取りに行き、その新URLを使えるようにする「自動枠取り」も使うことが出来ます。
放送間に一定のタイムラグがあるものの、特に意識することが無く次の番組枠へ放送を移行することが出来るようになります。
結構設定項目は多いので要点だけ取り出すと
OBSStart.exe、OBSStop.exeの連携設定
⇒写真の通り設定してください。
ブラウザ設定
⇒単純に起動して認識させるだけです。
番組設定
⇒番組名、内容、タグ等番組開始する時に設定する番組内容をプリセット登録しておき、配信開始する前に選択します。
複製して作ったりすることも出来ます。
偽FMLEcmdの設定
⇒元々はXsplitで配信連携する時に疑似的にFMLEcmdへ通知させるために作られたものだそうです。
「表示」>「設定」>「FMLEcmd.exeのパス」で解凍した偽FMLEを指定します。
あと棒読みちゃん連携をするときにはここで動作状況の通知で棒読みちゃんを選択しておきます。
配信前にFMEAの「自動化開始」を押します。
枠取りプラグイン共通設定
⇒枠取得待機間隔を20秒にします。
アンコちゃん連携設定
⇒アンコちゃんのパスを指定します。あと「管理者権限での起動を許容する」にチェックを入れておきます
・配信時の手順
全ての設定が終わった後実際に配信を開始する手順です。
- 全てのアプリケーションを起動します (OBS連携に問題が発生する場合、FMEAとOBSUtilとOBSは管理者権限で起動すると良いかもしれません。)
- OBSUtilの「自動化開始」を押します
- FMEAの「自動枠取り」にチェックを入れます
- FMEAから配信内容を設定します(上記「番組設定」)その後設定した配信内容にチェックを入れます
- FMEの「枠取り」を押します。枠取り>OBS設定>OBS配信開始が自動で行われます
枠取りをやめたい場合
- 配信終了までの間に「自動枠取り」のチェックを外します。もしくはあらかじめ枠取り回数を設定しておきます。
以上ざっとですがこんな感じです。
次回は棒読みちゃん+アンコちゃんについて説明する予定です。時期は未定
すぐやりたいって人は個別に聞くかぐぐるかしてね
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